蝦蛄（しゃこ）

この季節一度は食べて戴きたい一品です。この季節人気の商品ですね。これは伊勢湾では大変に有名な地魚の一つです。美味しく食べるには　新鮮な物で朝浜で上がったばかりの物を使っております。ゆでるのではなくて蒸し上げるると美味しく食べる事が出来ます。

毛ガニ

ロシア領域から入荷の毛ガニです。美味しく仕上げるには鮮度が一番大切なんです。そして、茹でるのではなく蒸し器に入れて蒸し上げます。蒸す事によって蟹の旨みがにげないからです。一昔前とは違い蟹類も仕入れ単価が安くなってきました。当店ではいっぱい３０００円前後でお出ししております。

赤しゃ蝦の塩茹で

伊勢湾で捕られる天然のエビです。小さくて味にこくのあるのが特徴。鮮度の良い物を仕入れています。調理法は煮る・焼く・揚げる・蒸すと言った料理すべてに使えるエビです。画像の商品は塩茹でした物ですが、他に素揚げしてから塩をさっと一降りした物も大変に美味しく食べる事が出来ます。。

もずくの酢の物

このもずくは能登の【細もずく】という物で仕込んでおります。料理屋さんが使う物なのです。細くて大変に繊細なもずくです。食感もとても良く味も大変に良いのです。生のもずくを仕入れて、丁寧に仕込みをしております。昆布だしを使い三杯酢を作り味を調えて出来上がり。涼味のある一品です。

つぶ貝の含め煮

中部地方では大変に馴染みのある巻き貝です。主に太平洋側で捕られています。現代では輸入による物も沢山出回っていますが‥当店は国産の物を仕込んでおります。やはり味では国産の物の方が旨みがあります。カツオ出汁でゆっくりと焚いております。

蓴菜（じゆんさい）の酢の物

これも初夏を告げる野菜ですね。新芽の一番最初に採られた物です。表面のゼリー状になってる物はこれは自然のなせる技です。食感が良いですね。酢の物赤出汁の椀たねその他冷やしで食べる料理等の脇役として使われます。

鮎の南蛮漬け

主に琵琶湖産の鮎を仕込みに使っております。鮎漁はその年により出来の良い時と出来の悪い時があります。自然界の産物ですから、毎年同じ物に出会えないのです。綺麗な淡水に棲む魚ですから環境にも大変に敏感なのです。鮎が豊漁な時は自然界の環境も大変に良い事の表れなのです。

出し巻き玉子

玉子料理という物は煮る・焼く・蒸す・揚げる・漬けると言ったさまざまな料理方法がありますが、極めると非常に難しい食材です。某有名料亭でも現にゆで卵がその店の定番であったりもします。この出し巻き玉子もいつも焼く時には気持ちを込めて焼かないとうまく焼けません。例えばその日の天候なども大きく影響されたりします。きれいに焼き上がった時は嬉しいですよ。

くじらのベーコン

いまとなっては随分と高級になってしまった鯨です。このベーコンは鯨の畝（うね＝あごの下からお腹の部分）を香辛料を使い薫製に仕上げた物です。縁がピンク色に着色してある物よりランクの上の物です。勿論寿司にもにぎります。ご年輩の方には懐かしの味ですね。

ちゃわん蒸し

寿司店では定番中の定番。当店では注文をお聞きしてから仕込みますので多少お時間はかかりますが丁寧な仕込みの為とても人気な商品です。中に入っている具も寿司店ならではの物が入っております。

当店では人気の定番商品です。ヤマツ食品さんは創業慶応２年１３０余年の歴史をほこる老舗です。私の修行した店から受け継いで使わせて戴いております。そして、このお店は中津川が生んだ日本画家の最高峰、前田青邨画伯のご実家でもあります。事務所２階には画伯のギャラリーもあります。わたしが日本画で一番好きな画家て゛す。